6・1 型枠作成手順
(1)カミネッコンの型枠セットを用意する。 写真はマルチパット(左上)、 ベースパット(右上)、カミネッコン型枠 |
(2)カミネッコンの外壁をつなげる。 この時の差し込み方は、外壁側 (印刷面)から挿しこむ |
(3) 内壁の羽を折り目に沿って 5枚外側に折る |
(4) 最後に残った壁の羽を内側に折る |
(5) 写真のように持ち、内側に折った羽 の左側から時計回りに折り込んでいく |
(6) 最後に羽が内側にすべて入り、 壁の中羽を同じ向きに揃えて完成 |
6・2壁面材料の準備手順
リサイクルポットの壁面材料は古新聞、シュレッダー屑、古紙等、自然界で風化する材質であれば何を使用しても良い。
(1) 古新聞紙と水を張ったバケツを用意する。 リサイクルポット1個当り約20枚の新聞が 必要 |
(2)
古新聞紙をバケツに縦に入れる (横にすると水の浸透が遅い) |
(3) 水きりした古新聞を細切りにする。 この時、繊維に沿って切ると容易に出来る |
(4) 完成(写真右側) |
6・3壁面材料の充填手順
リサイクルポット壁面材料の充填手順を以下に示す。
(1)紙型枠、壁面材料(濡れ新聞と乾いた 新聞を棒状にしたもの2枚)、つき棒、 粘着テープを用意する |
(2)乾いた棒状の新聞紙を中に入れる(1枚) |
(3)中に入れた新聞紙を棒で突き固める | (4)細切した濡れ新聞紙を中につめる |
(5)型枠の形が崩れないように注意しながら、 棒で新聞紙をつき固める |
(6)新聞紙を少しずつ突き固めながら、 型枠いっぱいに新聞紙を詰める |
(7)最後に乾いた新聞紙を棒状にして詰める(1枚) | (8)ベースパットの爪を新聞紙の間に差し込む |
(9)ベースパットの爪のない部分を 3箇所粘着テープで止める |
(10)完成 |
(参考) 住民参加を主体とした植栽の場合は、上記のような古紙を利用したリサイクルポットを使用しているが、水中などに植栽するような場合やポット自体の強度が必要な場合には、写真6−1にあるような風化性コンクリートを使用したポットを使用する場合もある。 |
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写真6-1 |